ウクライナがロシア軍に一方的に蹂躙され、かろうじて踏みとどまっていた首都キエフも、ロシア軍が96時間以内に殲滅作戦を実行する可能性が高いと懸念されています。

日本のメディア、とくにTVのワイドショーでは、不測の天災を悼むように映像を垂れ流しては憤ってみせるが、心配するのは、対ロシア制裁の結果生ずる原油の価格高騰やウニ、カニ、小麦など生活物資の物価高騰等の自分たちの日常消費生活の心配にとどまり、

ワイドショーの話題は、唐突にパラリンピックに切り替わり、共産圏の脅威は他国の話として終わらせてしまう。

しかし、そんなことで良かろうはずがない。

日本の隣国は、日本の北方領土を今も占領しているロシアであり、台湾、尖閣諸島の武力占領をもくろむ中国であるからです。

しかも両国は世界有数の核保有国であり、ロシアが今回の侵略を通じて、戦術核の使用を匂わせた途端、、NATO諸国は第3次世界大戦突入の恐怖から、ウクライナとの関与に2の足を踏み、ウクライナに対する戦闘機供与の機運までも抑制してしまった。

圧倒的戦力のロシアの攻撃を前にして、孤軍奮戦するウクライナは、自由主義諸国から見放され、国家消滅の危機にさらされている。

自由主義を守ろうと命を懸けるウクライナの国民に航空機支援をためらう弱いアメリカ

ロシアにウクライナ侵攻のきっかけを与えたのは、イラク侵攻、アフガン侵攻で疲弊したアメリカが、海外派兵の縮小を進める中で、米国内向けメッセージとして、ウクライナには派兵しないと早々に宣言してしまったことにあると指摘されています。

日本国民の多くはアメリカの核の傘に守られているので、日本本土に対する侵略はないと、安心している向きもありますが、
いざ日本が共産圏の国に侵略される様な事態になった時、ウクライナ国民のような強固な愛国心や献身的な抗戦意識が皆無に近い日本人大衆のために、どこの国が自国の兵を犠牲にしてまで本気で日本を守ってくれるというのだろうか

国連が、ロシア、中国の共産主義(又は独裁専制)強権国家の拒否権で機能を失い、それらの影響下にある多数の後進諸国の加入により、平和維持機能や制裁機能を失うなかでも

多くの平和ボケの日本人大衆(特にメディアやワイドショー)は
現在の日本の平和と自由と独立が 戦争放棄と核兵器の放棄によって保持されていると信じて疑わない.

が、意に沿わない弱い隣国を一方的に侵略し蹂躙して、思想までを支配しようとする常気を逸した核保有国が存在するこの現実!

自由主義、平和国家を目指し、核兵器を廃棄し、軍備を縮小させたウクライナを待っていた現在の惨状に、日本の野党やメディアは、対外危機感皆無の日本と絶望のウクライナを合わせみて、明日はわが身と戦慄を覚えないのだろうか


ウクライナ国歌(日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=61P4_6yTf3k
https://www.youtube.com/watch?v=W8yZpDx1yCo
https://www.youtube.com/watch?v=JzXP6DmdyTQ

愛国心とは何なのか、日本の国歌の歌詞と比べると良くわかります。


君に忠誠を誓う歌詞のわが国の国歌では、学校で歌われなくなるのも当然で、生徒は国歌を知らない

それが遠因で、若者達は、胸を張るべき国際試合の国歌吹奏の場面でも、下を向き口をつぐんでしまうのだろか・・・・・・・・・・