くるま旅初日はSA米山泊まり

寺泊で旨い刺身定食を食べてから、一路、三条燕を目指す。



三条刃物センターは殺風景な工業団地のなかにあって、そこだけ、観光バスが止まるなど賑わっていました。（もっとも、今日は日曜日でした。）



刃物のショウルームかと思っていたら、どうやら、訳あり品のディスカウント・ストアーのようです。



さすが、刃物をはじめ金物が豊富に陳列されていて、沢山の買い物客で賑わっています。

残念ながら、工具類が少なくて、私には少々物足りなかったが、家内は家庭用品を買い込んでいました。

今日は、新潟市近辺で時間をロスしてしまい、そろそろ夕暮れてきそうなので、取りあえず三条燕ICから高速北陸道に乗って、日没まで走ることにします。
高速土日曜割引も今年限りになりそうなので、松本ICまで高速道で長距離走行することに



佐渡を遠望できるという米山SA付近で日没が近くなってきたので、ここで投宿することに

しかし、残念ながら、上り線からは、海は見えません。キャッチコピーは下り線側SAのようです。サンセット鑑賞はあきらめざるを得ません。

晴天の日曜夕方と言う、こともあって、米山SAは非常に賑わっています。

大型トレーラー22台、乗用94台の駐車スペースとガソリンスタンドを持つ中規模SAです。

大型トレーラーの駐車スペースと玄関からできるだけ離れたところに駐車スペースを見つけて駐車。

さすが幹線高速道のSAです。食堂も24時間営業で、晩飯、朝飯に困りません。


食堂で、晩飯にカツカレーを食べ、地図上で明日走るルートを確認しながら待望の冷たいビールを飲んだあと、いつの間にか車が去り、閑散とした駐車場の旅車に戻り、疲れてぐっすり眠った。



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一路、国宝松本城を目指して！

国宝犬山城の無骨な城壁を初めて見たとき、当時の戦の惨さ厳しさを垣間見たように心を揺さぶられ、それから城に興味を覚えるようになりました。

国宝姫路城は近くまで行きながら、改修中で見れなかった。

そして今回は国宝松本城

クルーズパックで新潟港に上陸するのを機会に一路長野に南下して、松本城を攻略することに

犬山城が急峻な要害の地に立つ小さな山城だったが、松本城は堂々とした平城らしい。

早朝、米山SAの24時間営業の食堂で朝食を取り、松本城をナビの目的地に設定して、一路、高速道路を南下する。



上信越自動車道に入ると走行車両は激減して、景色を眺めながらマイペースで気持ちよく走行できる。
新井PAまで南下すると残雪頂く妙高の絶景が出迎えてくれた。
でもどこかで見た景色　　そう、ワイオミング！（行ったことないけど）



途中のSAを楽しみながら、さらに南下する。



SAはどこもとても広くて綺麗、ゴミ箱も沢山あって、選別のお願いも気持ちよく協力したくなる。

ごみウェルカム、旅車ウェルカム、旅泊ウェルカム

松本ICで高速を降り
松本城に到着したものの、その周囲に有料駐車場がまったく見あたらない。



困って大手門の前にある観光案内に聞くと市役所の駐車場に駐車して駐車券をもらい、帰りに観光案内(松本市観光局）でスタンプをもらえば駐車OKとのこと

なーるほど、市役所の担当局のスタンプあれば公用として駐車が認められると言うことらしい。
ありがたい！



城の周りは、騒々しい中国語であふれていた。



シンガポールや香港、台湾の人は紳士で穏やかに会話している、声と態度のでかいのは、本土の人たちのようだ



城壁のの石積みは、意外に無造作、完成を急いだのだろうか？




内部はとにかく暗い、撮影は許可されているが、ケータイカメラじゃなかなかよい絵をとるのが難しい





階段もこれだけ急になると、手すりがないと登れない。



天守に近づくにつれて、階段はより急に、幅も狭くなり、上る人、降りる人の交互通行になる。
竹の手すりは観光客のために、後からつけたもの、これでは攻め入っても容易に武器を扱えないだろ。
だから、攻め込まれて、最後まで降伏を拒んだ城の大半は焼失して、後世に残らなかったのだろうか。



天守部分天井



天守に有った、国宝指定所書







私の好奇心を満足させてくれたのは、当時の鉄砲の作り方だった。

秘伝の先端技術であったはず

むくむくとDIY魂が頭をもたげて来た。

ちと、見学時間が時間が足りないな～

家内は興味の対象外で、すたすた降りていってしまったし～



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秘湯その名も白骨温泉

上高地、乗鞍高原に囲まれ、山男に愛された深山の秘湯に県道開通



日帰り温泉もあるようです。



かつらの湯 丸永旅館



松本城を後にして、158号線を白骨温泉を目指し出発！

途中、ナビの指示に従い山道に入る。

アップダウンの激しい狭く厳しい山道、さすが秘境

しかし、よく県道に昇格したもんだ





1時間以上も悪戦苦闘してようやく来たぜ　秘境白骨温泉　かつらの湯





日帰り入浴、大人500円



おお、ホームページどおり！





満遍なく古びていて、秘湯の雰囲気！　　　　　　なかなか



表の露天風呂で男女の楽しそうな話し声　、露天風呂はしばらく遠慮して、内湯の洗い場で体を流す。



先客が上がっていったので、さっそく露天風呂に



一応、男女の露天風呂に仕切りはあるが、先端で繋がっている。
ほかに客がいないのをみはからい、家内と混浴気分を味わう。　　ちょっとしたスリル



居間兼ラウンジ？　も秘境の民宿の雰囲気！


満足、満足、はるばる来た甲斐があったというものだ。

しかし、この悪路の山中で夕暮れを迎えるのが怖くて、早々に出発

見納めに、温泉街を眺めようと奥へ奥へと舗装道路に沿って車を進めると、なんと、するりと185号線に出てしまった！


こちらが、開通した県道だった。

去年の12月開通で、ナビの地図に載っていなかったので、さんざん旧道を走り回されていたのだ。



至福のひと時、その３

疲労困憊たどり着き　ありがたくありつく秘湯の湯　　　　字あまり（ロートレー）


風呂に入る前に、気が付かなくて、本当に良かった～



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散策 飛騨高山

複雑な心境で白骨温泉を後にして、次の目的地飛騨高山を目指します。

さほど、広い道路ではないが、白骨の山道に比べれば、すいすい走れる。

高山駅前に到着、観光案内所で散歩地図をもらい、散策することに

駐車場は、観念して有料駐車場に入れ、ゆっくり観光



ここも、中国語が賑々しい。



お犬様のお通りだい

愛犬連れて、旅行する人が増えてきて、受け入れ側の対応も整ってきているようです。

フェリーにも愛犬用の専用ゲージ室や甲板ドッグランまで備えられていましたから。









飛騨牛串焼きのつまみ食い



飛騨牛の握りのつまみ食い　　　　　

おいしい物を、ちょっぴりつまみ食いするのは、格別おいしい　　旅の楽しみ！



そろそろ、日暮れが近い、次の目的地白川郷を目指して出発




夕暮間近、道の駅「桜の郷荘川」に到着するもなんだか変、車が止まっていない。



6時前なのにもう閉店。



トイレもバス停留所のものと共用、おまけに旅車アンウェルカムの雰囲気むんむん。
ビン、缶、ペット以外のゴミ箱もありません。

旅車を迎えなくても、営業できる好立地にあるなら、いっそのこと、道の駅の看板を辞退してほしいもの。

長居は無用、日没まで、さらに先に進むことにします。


さらに足を伸ばして、夕暮れてから、やはり閑散とした道の駅「飛騨白山」にて投宿することに、

既に売店は閉まっていて、駐車する車も少ない。

広い駐車場を備えていて、昔は、賑わっていた雰囲気が残っているが、もう白線も消えかかっていて、寂れている。

きっと車の流れが変わったんだろうと思う、白川郷、五箇村にICができて、おまけに高速の土日無料化では車もあまり通らなくなったんだろう。

おまけに、旅車アンウェルカムじゃ　ますます旅行客は遠のくのに



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世界遺産 白川郷 の ベストビュー

明け方、早々に道の駅「飛騨白山」を出発して白川郷に向かう。



暫く走ると、朝もやのなかから深いダム湖が現れた

眼を凝らすと、岸辺にサイドオーニングを開いたキャンピングカーが何台か小さく見える。

いいなー、オートキャンプってああいうものだよ。　普段近づけないところに泊まって自然の霊気を感じなくては

Pキャンという言葉がとてもいじましく思えた。



ダム湖をせき止めていたのが、自然石を積み上げたこのダムだった。
良く崩れないものと感心する。
世界遺産白川郷にたいする配慮の結果か？

さらに進んで早朝の白川郷に入る。

まだ人けがまばらな街を一旦通り抜け街外れまで行くと思わぬベストビューに出会った。



カレンダーのようなベストショット　 by EXILIM W53CA （ケータイ）　



小さな小屋も立派なわらぶき合掌屋根










荻町城跡展望台から

さらに足を伸ばして五箇村へ





まるで映画セットのように整然としている、ここで実際に暮らしているのだから、景観保持の努力は大変なものなんだろう




駐車場からの景色

当初の計画では、白川郷から白山スーパー林道（有料3,150円）を抜けて石川県側に出る予定であったが



残念ながら、残雪のためまだ通り抜けできないので、日は高いが、急遽予定を変更,五箇村ICから高速道路で今晩の宿泊地金沢エクセルホテル東急に向かうことに変更した。

五箇村ICから金沢は、意外なほど近かった。

金沢東ICを出るとき、高速料金は、割引で1000円と告げられた。（何の割引か知らないけど？）

なら、白山スーパー林道料金は少々高すぎ！（やっぱり、林道の利用は紅葉のシーズンだね）

通行禁止が幸いだった！


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