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遊び心いっぱいの山荘(6)木部が映えるオイルの拭い仕上げ [隠れ家的山荘]

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山荘内は木部が引き立つように、白い壁とグレーの床にしました。

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もうひとつ、木部を魅せるために、山荘内の木部はすべてワトコオイルの拭い仕上げにしてあります。
年を経るごとに、しっとりした見事な色合いに発色します。
つや消しなので、小さな傷も木の一部となって目立ちません。

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キッチンの天井の開閉式天窓は、5年目ですが、オイルを塗布しているとはいえ結露により黒かびが発生してきたので、研磨してオイルを塗りなおし、断熱処理することにします。

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乳白色のプラダンに3Mの防水スポンジを巡らしてから、小径材で天窓に取り付けます。

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星空は見えなくなりましたが、ほかにも窓は沢山あるので我慢します。

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ついでに、窓枠の結露部分も補修してオイルをたっぷり浸透させてやります。

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すべての窓枠にもオイルを再塗装したので5年程度はメンテの必要はないでしょう。


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遊び心いっぱいの山荘(8) セントラル換気システム自作 [隠れ家的山荘]

寒冷地の住宅は、暖房効率と快適性の追求から、近年、高断熱、高気密化が急速に進み、それが室内の換気(自然換気)不足をきたすようになってきました。
直接外気を導入すると、冷気が流入して不快なので、北欧では熱交換器を通して外気導入を図るセントラル換気システムが普及しているという。

山荘は、外断熱、外壁通気層を持つ高断熱、高気密設計なので、セントラル換気システムも検討してみたが、装置が、当時、スエーデン製だけということもありとても高価で手が出なかった。

そこで、換気システムのアイデアだけを頂き、DIYで安価に解決することにした。


山荘の、換気システムの心臓部は、これ!三菱の常時換気扇(2.2W)
省電力、小型ファンで常時排気します。音が静かです。

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トイレの最奥部の床に取り付けて床下に常時排気します。

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屋内ドアはすべてルーバードアなので、一日中、家中の空気を引き込んで、地下の物置 (いまは、工房)に排気します。
副次効果で、地下の物置(工房)は寒くない程度に温度が保たれます。

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家中の匂いや汚れた空気は、すべてトイレに吸い寄せられて排気されるので、トイレのドアは省略しました。(空気が引き込まれるのでトイレも匂いません)


設置する吸気口の位置は、空気の流れを決めるポイントになるので、常時排気扇から一番遠い位置にそれぞれ厳選、設置して家中の空気が、新鮮空気に換気されるように工夫します。


玄関の内壁

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寝室のルーバーワードローブの内壁

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ロフトの壁

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キッチン脇のルーバー収納庫の内壁(キッチン換気扇の吸気口を兼用させます)

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むむ! な、ない!








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そいえば、傾斜天井の上部に吸気グリルを取り付けたところで、がらんどうの天井が、妙に寒々しく感じられて、急遽、吊り天井に工事変更したんだっけ、
壁紙を貼ったのち、吸気口を開口する予定だったのがすっかり忘却の彼方へ・・・・・。

以来10年余、気がついたところで早速?遅ればせながら工事再開!

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天井点検口の蓋に直径10cmの穴を開け、ボードキャッチャーの挿入口を空ける。
錐と引き廻し鋸をかねたこの手工具で解決。 すぐれものです。

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グリルのベースをねじ止めして

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工事完了!
ブログネタで写真を撮らなければ気がつかないままだった(汗)!


吸気グリルはそれぞれ、外壁通気層にダクトで接続して(三菱グリルダクト)、通気層内の安定した空気を静かに吸入します。

そうすることにより、少なくとも、冷気の吹き込みを防ぎ、室内内壁から外壁への放熱や太陽の蓄熱で温められた通気層の空気と熱を回収します。


10年余、使用した結果、効果は期待以上です。
蓄熱暖房機で爽やか低温暖房が可能になりました。
屋内温度を均一にすると、寒く感じないのです。
室内に生活臭がありません。
建物の隅にある収納庫やワードローブのカビが皆無となりました。


ぜひお試しください。
ただし、家屋内は外気に対して負圧になりますので、気密が不十分ですと、隙間風ヒューヒュー状態になりますのでご注意を!


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コンクリートの急階段に手摺をつける [隠れ家的山荘]

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山荘風離れに至る階段は、屋根付きですが、昨年の冬は、雪が吹き込みテカテカに凍って、まるでリュージュのコースのような氷の坂なってしまった。
特に下りのときは非常に危険だったので、今年の冬に備え手摺を取り付けることにしました。

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まず、ホームセンターを回り、35パイ4mのタモ材の手摺棒一本、2"×4"×15f材一本、手摺取付金具を調達する。(真っ直ぐな15f の2"×4"材を探してはしごするはめに)

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コンクリート壁に手摺を仮止めできないので、上からぶら下げて手摺の位置確認する
結局自分が最も使いやすい位置に決めて、2"×4"材の上端は木製の支柱にネジ止めして、2"×4"材下端の位置をコンクリート壁にマーキングする。

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ドリルで、2"×4"材に30mmパイの座彫りとアンカー下穴を正確にあける。
コンクリート面にアンカーの穴を垂直に開けるのはことのほか難しい。
そこで2"×4"材のアンカー下穴をドリルスタンドを使って正確に開けて、コンクリート穿穴のガイドとして使用します。

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今回の工事の武器です。
まるで、機関銃のような面構えのアンカードリルをその昔、古道具屋で3,000円でゲットしたのが私のひそかな自慢なんだけど、家族は誰もそんなものには興味を示しません。

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2"×4"材が定位置から動かないように足で抑え、アンカー下穴をガイドとしてコンクリート壁に所定の深さの穴を穿ちます。(タンタンタンタンタタタタタタタ・・・ 軽機関銃のように)

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穴の中の粉を吹き飛ばし

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アンカーを手で挿入して仮止め(まだピンは打ち込みしない)

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大分それらしくなってきました。
両端が固定されたところで、両端のカット位置、中間アンカーの位置をマーキングする。

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日暮れが早くなったので、投光器をつけて作業続行
2"×4"材の両端カットしてエコウッドトリートメントで塗装する。
そのうち、羽目板と同化して目立たなくなるはずです。

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翌朝、塗装された2"×4"材を再び取り付け、中間アンカーのガイドからコンクリート壁を穿穴する。

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固定ピンをハンマーで叩き込むと、アンカーの先端が開いて固定される。

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35パイのたも手摺棒を取り付ける

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下り手摺は利き手側に(標準h=750mm+蹴上高)

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登り手摺はどちら側でも可!(標準h=75)

今回、登りと下りの手摺の高さが異なることを学習しました。
(オーダーメイドなので下り時に自分が使いやすい高さにしてしまいましたけど)



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蛍光灯照明のLED化とバイパス工事  [隠れ家的山荘]

離れの居間は、山荘風の吹き抜け空間にして、照明は蛍光灯40W×2で間接照明にしいるのですが、最近、蛍光灯の安定器がジージーと異音を発するようになりました。
どうやら安定器が朽ちてしまったようです。

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照明器具(40W×2個)は配線ダクトごと、上下に反転して照明可能なように工夫してあるので、器具は現状のまま使用し続けたい。

この際、照明器具はそのまま使用しながら、管球をLEDに交換したうえで、故障した安定器は撤去してしまいたい。

そのために購入する40W型LED管球(G3口金)は安定器の切除を前提に作られている互換LED管球である必要があります。

そのひとつで安価なのが

オーム電機 OHM
LDF40SS・D/18/24-U [直管LEDランプ 40形相当
G13 昼光色 グロースターター器具専用 片側給電仕様   ¥1,980 (yodobashi)

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上図は LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)です。


もともと、安定器は、蛍光管の点灯に必要な部品であって、LEDの点灯には不要な部品です。

LDF40SSを使用して安定器を撤去するためには既存の照明器具内の配線を上図(左下)の通りに配線し直すと良いことになります。

関連解説ブログ
https://ameblo.jp/gen-ei-fisherman/entry-12514983248.html

ヨドバシ.comに発注した「オームLDF40SS」が到着したので、蛍光灯照明器のグローランプをLDF40SSの付属品のダミーグローランプに取り替え、この回路を直結します。

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管球もLEDに交換してスイッチON、点灯を確認します。

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LEDの点灯が確認されたので、安定器を切り離すことにします。

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作業量を極小にするため上図のように配線を変更します。
×印の配線をカットして、印の部分を圧着端子で結合すると
前述LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)の左下の工事後配線図と同じになります。
切り離された安定器は、分離の手間を省くためそのまま残置します。

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改造前安定器

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白線、青線をカット&結合

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黒線、青線をカット&結合

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通電、点灯

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ついでに、下方向に向きを変えてみます。

なかなかの光量です。
暫くはこれで試してみることにします。

従来の蛍光灯の消費電力   40W × 2
新LED管球の消費電力  17.5W × 2

FLをLEDに交換したことにより管球の消費電力は2分の1以下に減少するのに加え

上記配線図のとおり安定器の切り離し工事を行うと、通電時の異音が消え、その分の消費電力も減少することになります。



なお上記配線方法はあくまでオームDF40SSの例示です。

メーカー各社で互換LED管球の設計方針が異なるので、互換管球口金の形状が同じでも、結線すべき配線方式は一様でないので注意が必要のようです。
また、工事は有資格者が直接行うか、立会いの下行う必要があります。

(参考info)

  悩ましいメーカー間での相違
  https://amaidekopon.blog.fc2.com/blog-entry-3044.html

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 「両側給電(両ピン接続)方式」
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「片側給電+片ピンショート方式」
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「片側給電+反対側フリー方式」

実はこれ以外にもありました。
以下の互換管球の接続方式は「両側給電(片ピン接続)方式」と言うべきでしょうか?
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