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山幸 (2Fベランダにブドウ棚) [ブドウ作りを楽しむ]

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                        ( 池田町広報より )


◎山幸(Yamasachi)

…山幸は1978年に 十勝の池田町ブドウ・ブドウ酒研究所が開発に成功
フレンチハイブリットのセイベル13053を(耐寒性や収量性を目的に)クローン選抜した品種の「清見」に在来種である「山ブドウ」を掛け合わせたブドウの中から更に選抜した醸造用赤ワイン品種です。
耐寒性・耐凍性に優れ、厳冬期の凍死防止対策を講じる必要がない。
栽培農家の労力を軽減できる赤ワイン用品種です。
国際ブドウ・ワイン機構(OIV、フランス)に品種登録品種
(日本のワイン用ブドウ品種として「甲州」、「マスカット・ベリーA」に続き、3番目の登録品種)

十勝ワイン「山幸(Yamasachi)」は
十勝自生の山葡萄と北ヨーロッパ産ワイン葡萄との交配種で
耐寒性に優れ、厳冬期土に埋める必要がない
病気にも強いので育てやすい
家庭用に栽培して、ジュース、ジャムにするのがお勧め


我が家の「山幸(Yamasachi)」近況

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3年前に池田ワイン上の頒布会で購入した「山幸(Yamasachi)」の苗は順調に成長して、2Fベランダの手すりに到達して

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今年は、ベランダ上に花を咲かせました。

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地上の苗床から2Fへの誘引大成功です!

7~8mの距離をよじ登り

太陽がいっぱいの2Fベランダにまで到達した山幸は、大きな花穂を沢山つけ、他に先駆けて開花して早くも結実が始まっています。

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自生する山葡萄の栽培(結実)は非常に難しいといわれていますが、交配種の山幸はその欠点を見事にクリヤーしたうえ、山葡萄の登頂力は失っていないようです。

この勢いでいくと、来年はベランダが山幸の房でいっぱいに満たされrるかもしれません。^^



(参考情報)
山葡萄を結実させる方法は?
Q&A
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021854475
A1
確実に果実を着けさせるのであればジベレリン剤とホルクロルフェニュロン剤(商品名:フルメット液剤)併用の「着果促進処理(ピオーネなどでは種無し処理と同義)」が特に有効です。
(ヤマブドウ雌樹には例外的に効果が無いです←実はヤマブドウ雄樹へジベ処理を行うと退化していた雌蕊・子房が復活して結実させることが可能という研究もなされているようです)
A2
ヤマブドウには雄株・雌株があり、雌株の花には雄蕊はあるが不完全なもの・または無いものがあります。
成長過程で雄:雌=8:1程度に分かれるらしい。
(雄株といわれるものは、実際には花の雌蕊が退化してしまったもののことです)
出来れば雌雄両方をお育てになって耳掻きの綿毛のようなもので人工受粉してやる方が良いようです。
人工受粉は自家受粉するという触れ込みの雌株であってもした方が良らしいです。
また、花振いもしやすいですので、開花前に新梢の先を摘心して、
その後、先の方の副梢を1つだけ伸ばして主梢に見立て、それ以外は1・2葉摘心するように心掛けます。
ブドウの着粒促進等に使用するジベレリン・フルメット・ストマイなどのホルモン剤は
ヤマブドウには使用したことが無いですので何とも言えません。
(私もその手の資料を探しております)
A3
一般の栽培ブドウと違い、水害や病害虫にはとても強いのですが、 栽培法も一般の栽培ブドウと違い高い方向に伸びてる間は花芽が付かないようで、高い場所から垂れて来だしたら花芽が付くようです。
A4
花芽(混合花芽)は新梢の葉腋につく。
切り返し剪定を主体にして、長い枝は10~15芽、短い枝は2~5芽で切り返す。
枝が水平、もしくは垂れ下がっているときに花芽がよくつくので、枝は水平、または下向きに誘引する。
A5
ヤマブドウは樹勢が極端に強い樹種ですので、「花ぶるい」と呼ばれる生理落果現象が非常に現れやすくなるものです。
野生の状態では無剪定の伸び放題・害虫や害獣そして風雪雨などによる幹枝への被害が生じてはじめて果実を着けようとするものです。
人為的にこうした被害(?)を生じさせなければなかなか栽培での結実が見られません
A6
ヤマブドウに限らず多くの「雄株・雌株」との区別がある双子葉植物は、厳密(遺伝子的)には両性具有です。
ただ発生(受精~種子形成)の段階で、子房や葯のどちらかが成熟しにくくなってしまうため、子房が難成熟のものは便宜的に「雄株」、同様に葯が難成熟なものは「雌株」と呼ばれているだけです。
ヤマブドウの場合、どうやらそれが「難成熟子房」の雄株になることが多いらしく、その比率は雌株:雄株が2:8とも1:9とも言われているようです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021854475

ナイヤガラ栽培
https://www.hanahiroba.com/c/0000000100/0000000101/0000000125/budou_naiagara-01i

ポートランド栽培
https://www.hanahiroba.com/c/0000000100/0000000101/0000000125/budou_po-torando

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