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心臓カテーテル検査を受けたくない方へ [雑記帳]

3週くらい前、早朝のゴミだしで、凍てついた道路で転倒し後頭部を強打してから一日中体調がすぐれない!
それに追い討ちをかけるように睡眠中の胸部に圧迫感を感じるようになってきた。

実は、10年前に心臓冠動脈の狭窄を指摘されながら手術が怖くて逃げ回ってきたのだが、年齢的にもそろそろ年貢の納め時が来たようです。

覚悟を決めて、近所の循環器専門病院に駆け込んだが、新患なので通院検査4回目を経て、ようやく「心臓カテーテル造影検査入院」を薦められ、その場は応諾したものの、
場を変えて看護婦から、2泊3日入院の心臓カテーテル造影検査(70歳以上は高額医療上限57,600円)の説明を聞いているうちに強い違和感をもちました。

検査とはいえ、血管に直径2mm程度のチューブを通して心臓患部までカテーテルを通すとなると、ステント設置手術とほぼ同じ手法の高額治療行為で、同様のリスクが存在するのだ。!

既に、造影剤注入のマルチスライスCT画像検査を終えていて患部の状況がほぼ明らかになっているのに、更に手術にも相当するリスク・難易度の高額医療心臓カテーテル造影検査をしなければならない理由が分からない!

そんな時、「心臓カテーテル検査を受けたくない方へ」と呼びかける藤田勉医師の冊子に出会いました。


心臓の病気で死なせない 2

心臓の病気で死なせない 2

  • 作者: 藤田勉
  • 出版社/メーカー: 有限会社リ・スタジオ
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: 単行本


藤田氏は札幌心臓血管クリニック・ハートセンタ=理事長を務める臨床医で心臓カテーテル治療の分野では全国5指に入る施術数実績を持つ経験豊かな医師です。

心臓カテーテル検査が主流であった時代からステント留置術を数多くこなしてきた藤田医師は、256スライスカットCT(CTA)が実用化された今日においては、熟練を必要としリスクがゼロとはいえない心臓カテーテル検査は、それ以外に検査方法が見当たらないような内容の手術の事前検査にのみに留めるべきとの見解です。

年に2,000件近くの心臓血管ステント留置術の実践・検証を重ねてきた藤田医師は、「患者と医師のリスクを少しでも避けるためにも術前検査にはCTA造影検査を積極的に利用して、カテーテルの使用は治療に限定している」と述べています。

心臓カテーテル検査と256列マルチスライスCTの比較
http://www.chibanishi-hp.or.jp/pages/link/%E5%BF%83%E8%87%93%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB
(千葉西総合病院HP)

CA390863.JPG

今日、私は早朝の冷気に緊張しながら、麻生5番出口から、送迎バスで札幌心臓血管クリニック・ハートセンタ=に向かうことにします。




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コメント 4

tsun

医師・病院により、スキルや考え方に違いがあるでしょうね。
セカンドオピニオンとか有効なんでしょうが、医者に楯突くようでなかなか難しいですよね。
お大事にしてください。
by tsun (2018-03-29 18:54) 

ma2ma2

緊急カテーテルを含めて7回カテやってます(笑)
僕の場合カテしないと死んじゃっていたかもしれないので(^^)
by ma2ma2 (2018-03-29 19:05) 

ロートレー

tsunさん
考えたくないですが、過去「病院側が増収のために不必要な高額心臓カテーテル検査を行った」と訴えた裁判もありますので、他の病院の見立ても必要かもしれませんね。

by ロートレー (2018-03-30 19:13) 

ロートレー

ma2ma2さん
今回、私がステント留置治療をようやく決心できたのは、ma2ma2さんの術後の活躍ぶりに大いに勇気付けられたからです^^
by ロートレー (2018-03-30 19:14) 

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