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ハイウェイ専用サルーンの絹の走り  [CITROEN XM ブレーク]

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後で知ったが、XMは1990年欧州カーオブザイヤーの栄冠を得たシトロエンのフラグシップカーであり、その最上級車種がブレーク(ステーションワゴン)だった。(過去形)残念ながらXMブレークは1998年に生産を終了してしまった。
デザインはかのベルトーネだった。
  
一目ぼれで購入したにもかかわらず、幸いXMは見かけだけでなく、見事な高速性能を備えたハイウェイサルーンだった。

圧倒的加速でクルージングゾーンに達すると電子制御のハイドロ・エアークッションが快適に作動して流れるように滑るように長旅が楽しめる。

宣伝文句の絹の走りとかベルベットの走りとか言うこの独特なフィーリングに魅せられたCITROENの熱狂的愛好者がいるのも自分で乗って始めて納得した。

しかしやはり、乗り心地最重視の贅沢な車であることに違いは無い。

滑らかに滑るように走るために低速域でもエンジンの回転数は高めに設定してあり、信号機の多い街中は燃費が非常に悪いのだ。

マニュアルシフトなら早めにシフトアップするのだがATなのでこれが出来ない。

高速道路上では、タコメーターを見ながら一度巡航速度以上ににスピードを上げ、ギアアップを確かめてから、徐々にスピードを落としていくと低回転でクルーズできるゾーンがあることがわかってきた。
燃費計で確認すると、経済巡航速度は時速90㌔前後でリッター10キロメーター強

しかし、スピードアップ中に取り締りに引っかかったら燃費節約どころでなくなる。

取り扱い説明書に燃料の節約のアドバイスと言う項目があった。

飛びつくように読み進むと

「長距離走行では、市街地を避ける。近距離の移動には車を使用しない」ときた。

これがフランスのエスプリか?

不経済車としりつつも気が付けば私も完全なシトロエン中毒
なかなか手放すことができなくて13年も付き合い続けています。

しかし、日常の足はユーノスロードスターに奪われて、実力発揮の機会は限られていました。
おりしも、高速1000円乗り放題開始。XMの出番到来です。

急遽サンルーフ改造計画は中止して

ハイウェイサルーンXMブレークの車中宿泊仕様改造計画に変更することにしました。乞うご期待!
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